元世界王者ロジャー・フェデラー錦織圭2時間8分の激闘の末
最後は錦織圭のバックハンドのジャックナイフウイナーで終止符が
打たれました。


前回、対錦織戦に負けているフェデラーは錦織圭得意のストローク戦を
警戒しベースラインギリギリからのリターン作戦に終始徹し、早い
リターンで錦織圭を翻弄させ、何もさせないまま6-3で先取しました。


本来ならここで気落ちしている錦織圭も、やはり今年は何かが違います!
1セットを落とした気持ちも何処へやら、2セット目はこの状態の打開策を
見つけるべく終始自分のリターンを心掛け必死にフェデラーに食い下がり
ます。

錦織圭の鋭いリターンが徐々にフェデラーに襲い掛かってきます。
フェデラーもベースラインを下がらない作戦も通用しなくなったため
動揺を隠しきれずアンフォースドエラーが連発状態に!



今大会のフェデラーは初戦から絶好調でまだ1セットも落としていないも
ついに錦織圭にセットをもぎ取られるとそこからはお互いブレイク合戦に!

セット6-5からの40-30フェデラーからのサーブは錦織圭のリターンをバック
ハンドでネットに掛け第2セット目は錦織圭に軍配が!



3セット目に入ると錦織圭のファーストサーブ入りパーセンテージが
急上昇!それに伴いリターンも更に鋭さが増しフェデラーの入るスキが
徐々に無くなって行き錦織圭ペースに!

お互いブレークもなく終盤に突入、フェデラー5-4からのサーブにエラーを
連発!錦織圭の40-30、最後はバックからのウイナーがコートに突き刺さり
歴史的瞬間を迎えました。

前回の記事で今年の錦織圭は何かをやってくれそうだ!と思っている矢先に
もうビッグな結果を出してくれました。



今度は、準決勝でノバク・ジョコビッチです。

この両者も1勝1敗の5分でフェデラーの対戦前と同じ戦績です。何故か
偶然とは思えないようなこの内容に興奮を隠せません。^^

錦織圭を力強く応援しましょう!!3月29日の試合を!